2007年12月11日

最近観た映画(DVD)「アメリカンヒストリーX」「ミスティックリバー」「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」。ほとんどサスペンスものだ。


「アメリカンヒストリーX」は、何度もあるわけではないのだけれど、暴力シーンの描写がちょっと目を逸らしたくなるようなもので、喉の奥の方が締め付けられるような気持ちになった。悲しいとか素晴らしいとか簡単に言えるような映画ではないようなきがする。誰が観ても考えてしまうところがあるのではないかな。印象的だったのは、白人のデレクと黒人の男が天井近くまで積まれた洗濯物の中で作業しているシーンだった。部屋にはシーツと2人しか居なくて。映画全体的に、モノクロの効果がよく出ていると思う。
(少し前に見た「ハンニバル・ライジング」とあわせると)ハンニバルシリーズはすべて、前にもそれぞれ観たことはあったのだけれど、話の時間順に観たのは初めてだった。トマス・ハリスの原作を読んでみたくなった。「ハンニバル」の後はさすがにもう映画にならないのかな。少し観てみたい気もする。ジュリアン・ムーアは美しくて、グッチのドレスも似合うけれど、やっぱりクラリス役はジョディ・フォスターがいいなあ。あの人は賢くて集中力のある顔をしてる。