2011年6月23日

林先生の「青年心理学」は、大学に入って、一番最初に取ろうと決めた授業だった。毎週楽しみにしていた。先月亡くなっていたとは知らなかった。年が若いからとか、いい人なのにとか、そういうのもあるけれど、自分の人生に関わってくれた人の命が無くなるというのは、どうしようもなくつらい。頻繁に会ったり、話をしたりしていたわけではないのに、胸が苦しい。死んでしまったら、もうその人と何もできない。生きているというのは、それだけでいろんな希望を孕んでいるんだな、とこれを書きながら思っている。