2010年9月7日

大学のころ映画サークルに入っていて、先輩の撮る映画の手伝いをしたりしていた。大学2年の12月に、サークルの人ではないけれど先輩が友人のためにバースデイビデオを撮るといって、徹夜で10分くらいの映像をつくった。夜から撮影を初めて朝にもすこし撮って、夕方までに編集して夜その人に渡したという。その話が、引きこもりの二人の人間がその先輩の友人のためにプレゼントを買いにいくという話で、おそらく自分たちしか面白くないんだろうけれど、その突拍子も無いカットの撮り方とか、繋げ方とか、音楽を入れる場所とか台詞とか、自分は結構すきだった。ほんとどうしようもない一日だったんだけれど、今ではそんなことできない。その映像で自分は引きこもりの役をやって、うまいと褒められた。大掃除のときにそのテープが出てきて、何年かぶりに見たのも、もう何年か前。