2010年2月2日

展覧会14日目。
Sさんが来てくれて、絵のこととか内藤礼のことなどを話す。みんなが内藤礼の作品は繊細だ繊細だっていうから、初めて見たけれど、ちょっと待てよと思ったと言っていた。繊細というのはこういうことではないんじゃないか、繊細なもの、か弱いものをそのまま持ってきても、それは違うんじゃないか、と。自分は人の展覧会を見たときに、出来上がったもの(出された作品や展示全体)から始めて、自分の見方とか感想を持つので、Sさんの言ったような、始まる以前からを見て抱く考えを聞いて、とても新鮮な気持ちになった。