2009年10月21日

帰りに石けんのお店に寄った。
量り売りだったので、2種類の石けんを100gずつ買った。
店員が、まるで豆腐かケーキにそうするように、包丁で石けんを切っていた。
目分量で切っては計りに載せ、100gに近づけようとするのだけれど、何度も失敗していた。
綺麗な女の人だった。
折れてしまいそうなほど、細い指だった。



その帰りに喫茶店に寄った。
石けん屋の袋を見て、店員に「そこのお店好きなんです。新商品出ていましたか?」と聞かれた。
自分は「初めて行ったんです(本当に初めて行った)。でも出ていたと思います。」と、よく分からない返事をしてしまった。
それがすこし気がかりだったが、今となってはどうすることもできないので、すぐに忘れた。
綺麗な女の人だった。
肌が白く、よく通る声をしていた。