2009年6月20日

日記1
あの雲が何色でできているか知っている僕に、友達が居ない
可愛い女の子が隣りに立つ僕に、友達が居ない
健康な僕に、友達が居ない
ロスコの生まれ変わりの僕に、友達が居ない
歯並びが悪い僕に、友達が居ない
頭の中で人を殴る僕に、友達が居ない
テレビを見ない僕に、友達が居ない
人見知りの僕に、友達が居ない
雨が降るときが分かる僕に、友達が居ない
足が速い僕に、友達が居ない
動物と話せる僕に、友達が居ない
彼女が恋をしていない僕に、友達が居ない
本を読むのが遅い僕に、友達が居ない
今インスタントラーメンを食べる僕に、友達が居ない
お金がない僕に、友達が居ない
変な声の僕に、友達が居ない
卵焼きが世界一うまい僕に、友達が居ない
哀しくない僕に、友達が居ない
楽しくない僕に、友達が居ない
コーヒーばかり飲む僕に、友達が居ない
部屋を選ぶセンスがない僕に、友達が居ない
日記を書く僕に、友達が居ない
横になる僕に、


日記2
最近は、見るテレビは金曜ロードショー(日本テレビ)か、土曜プレミアム(フジテレビ)か、日曜洋画劇場(テレビ朝日)だけ。今日の土曜プレミアムでやっていた「トランスフォーマー」は、途中から見たのだけれど、何と言うのかな、いちいち騒々しいというか、登場人物たちの声の大きさや話し方が、ひどく不快だった。途中から見た、というのはおそらくあまり関係なく、たとえば最初からあの映画を見ていたとしても、それは変わらないと思う。そして日本語吹き替え版だったことも、関係ない気がする。単に自分の肌に合わなかったということなのだろうけれど、何なんだろう、あの不快感は。あれは映画じゃない。あと、主人公の傍にいた女の子(ヒロインかな)が、何ともよくなかった。笑っている顔も、困った顔も、誘っている顔も、全部同じに見えた。表情がないというか…。


日記3
自分にとって声というのは大切である。自分の声にコンプレックスがあるというのが大きな理由であるけれど、「いい声」の人は、うらやましいというか、自分のものにしたくなる(その声を)。声優で言うと、星野貴紀さんのような低く深いような声もいいし、櫻井孝宏さんのような固く冷たい感じの声もいい。女性だと、麻生久美子さんのような鈴を転がしたように響く声がたまらなくいいです。他にもたくさんいい声の人は居ます。というか、大抵の人は、自分よりいい声。声好きが嵩じて、声を使って、何か作品とかできないかなあと、最近ぼんやり考えています。


日記4
頭が痛いのは気のせいではない。