2009年8月28日

21日のこと
滋賀県に行ってきた。


滋賀県は、生まれて初めて訪れた。考えてみると、自分は、奈良県にもまだ行ったことが無い。行ったこと無いところは、多い。奈良県は、きっと、すきになるだろうと言われた。いってみたい。

ドイツも行きたい。ドイツ。他人とは思えない国。根拠はないけれど。



2009年8月24日

1 日記
もしこれがうまくいかなかったら、とふとおもって、ぞっとする。そのくりかえし。なにをしていてもうわのそら。きがかり。



2 日記
なごやしのちゅうがくせいが、しょうしんじさつしたというにゅーすをみて、こわくなった。ほんとうに、じさつなのだろうか。じさつのほうほうのなかでも、もっともくるしいもののひとつだとおもうのだけれど、それをなぜわざわざえらんだのだろうか。みめいにみちばたで、というのもみょうなきがする。いじめられるほうがじさつしても、いじめているほうははんざいしゃにならない。しかし、いじめられているほうがいじめているほうをころしてしまうとはんざいしゃになる。いったいどうしたらいいんだ。そのことそのおやは、どうしたらいいんだ。がっこうにいかせないとか、そんなことでもしろというのか。そんなかんたんなことじゃない。がっこうがわのきょうとうの、ゆるんだかおのかいけん。むしず。いじめていたせいとらにちゅういをして「いじめはとまった」といっていた。いじめられていたこは「まったくなくなった」といっていました、といっていた。おかしなことをいっている。なくなったのではなくて、よりいんしつになってみえなくなっただけ。いじめにもきづかなかったれんちゅうが、なぜなくなったとわかるんだ。しょうじきものがばかをみるせかい。




2009年8月23日

1 日記
たまに見る人の日記(ブログ)があるのだけれど、今日読んで、もうしばらく見ないと思った。読むのが、つかれてしまった。


2 日記
吹く風が冷たくなってきたら、秋がくるという合図。


3 日記
バレーボールの試合は、テレビでやっていると、ついつい見てしまう。自分が、ルールを理解している唯一のスポーツ。特に、女子の試合をよく見る。いつも気になることがあって、それは、日本で大会が開催されている場合、なぜかジャニーズの人たちが出てきて、試合前に歌を歌い、セットの間にコメントしたりする(決めポーズや掛け声がある)。あれ、あまり好きではない。ほかのスポーツの大会では、ああいうの、無いと思う…。少なくとも、体操の大会では無かった。これは、もう10年くらい前から続いているけれど、いい加減、止めたほうがいい気がする。それと、スポーツ番組以外での、選手のアイドル扱いというか、そういう演出は要らないんじゃないかな。バレーボールの選手たちには、奇妙なニックネームが付いていて、それがいちいち、試合中、クローズアップされた選手の名前のところに出てくる…。それを見るたび、なんだか興ざめする。試合に、そういうの、要らないと思う。




2009年8月13日

毎年、春の終わりから夏のあいだ、自分の部屋のお風呂場の窓にはヤモリが来る。今年はここ数年で、もっともよく来る。先々週くらいは毎日来ていた。窓の外側にぴたっとくっついていて、動かないなあと思っていると、急にどこかに行ってしまったりする。初めて見たときは驚いたのだけれど、こう頻繁に現れると、愛着がわいてくる。現れるヤモリは、今のところ3匹居る。日によって違う。いちばん大きいやつは7センチメートルくらい。こいつはある日、しっぽが切れて短くなっていた。カラスにでも食べられてしまったのかな。でも、日が経つにつれて、切れたしっぽが伸び(再生し)ている気がする。小さいやつは5センチメートルくらいだった。こいつはあまり現れない。自分は、身近でよく見掛ける動物や、部屋においてある植物に名前をつけるのが、すきというか癖なのだけれど、このヤモリたちにも名前がある。「モモちゃん」だ。3匹ともモモちゃん。最初は、やってくるヤモリは1匹だけだと思っていたから、どうやら何匹かいるらしいと気づいたあとも、名前はひとつだけ。おそらく、虫がよく採れるから来るのだろうなあ。たまに、窓の外側に、小指の爪ほどの大きさの虫が止まると、それまでじっとしていたモモちゃんは、目を覚ましたかのようにハンターとしての動きをはじめる。そろりそろり、と虫の至近距離に近づいていき、一気に飛びかかる。一度目撃したときは、なんだかどきどきした。でも、今週に入ってから、モモちゃんはあまり来ない。すこし淋しい。夜、何回もお風呂場の窓を見に行くようになってしまった。モモちゃんのしっぽは完全に再生されただろうか。元気にしているといいな。




2009年8月12日

一日、一週間が過ぎるのが速い。特に何もしていない。何もしていない。同じことの繰り返し。毎日、同じ時間の電車の同じ車両の同じ位置に乗って同じ場所へ行き同じ場所に座って作業をし同じようなものを食べ同じ時間の電車に乗って帰り同じ店にほとんど毎日寄って同じ本を読む。それが嫌だってことじゃない。ただ、一日、一週間が過ぎるのが速いと思っただけ。同じようなことを考えている。この先のこととか、千葉にいた頃のこととか、人のこととか。火曜日には金曜日のことを考えている。


最近は(頭の中でだけれど)自分がまるで大剣を持ってたまにそれを振り回すような感覚になることがある。そういう感覚のとき、腕の筋肉が動くかんじがする。




2009年8月4日

ところで、市民として一番大きな美徳というものはなんでしょう?この間、エフスターフィ・イワーノヴィチがわたしとの話のなかで、この問題について、一番大切な市民としての美徳とは金儲けの才能だといっていました。これは冗談でいったことですが(これが冗談だったということはわたしも知っています)、そこに含まれている教訓は、相手が誰であろうとも他人の厄介になるな、ということです。ところでわたしは誰に対しても厄介になっておりません!わたしはちゃんと自分のパンを持っています。たしかに、それはありふれたパンで、時にはぼろぼろに乾いていることもありますが、それでもこれは自分で働いて得たパンですから、誰からも後ろ指さされずに、堂々と食べてよいものです。これで十分じゃありませんか!筆耕の稼ぎなんかわずかなものだと、自分でも承知していますが、とにかくわたしはそれを誇りとしています。なにしろ、わたしは働いて、汗を流しているんですから。

ドストエフスキー「貧しき人びと」より



2009年8月3日

日記1 (要らないこと)
頭のおかしな人間がいる。
自分のことばかり。
手のひらで踊らせようと色んな仕掛け。
そんなことはくだらない。
考えているふり。
ふり。



日記2 (欲しいこと)
彼は僕のことを何も知らないし、僕も彼のことをほとんど知らない。
僕の声が届くのならば、話をすることは可能だろうか。
ただ話がしたくて。
天気のことや、住みたい町のことや、行きたい国のこと。
そういう話が、したいだけなんだ。
はじめから。