2012年6月26日

「光が見える。」「やはり だれか いるようだ。」

月に一度だけ、すきな(欲しい)映画のDVDか本かCDを一枚買うという自分の中だけの決まり事がある。たまに破るけれど。
今月は、絵本 『ダーナ』を買った。ずっと欲しくて、でも結構高くて今までなかなか買えなかった。初めて読んだのは、大学1年のとき、授業の合間に行った図書館でだった。表紙のブルーの色がとても綺麗で、ふつうの青じゃないというか、ひんやりとしていて冬の日の夜明け前、とでもいうような。

この絵本を読んでいると、体の真ん中あたり、奥のほうを締め付けられる。
ダーナという星がある日壊れてしまったことや、それによってルポ氏の記憶がなくなってしまったであろうこと、向こうにある星の破片に誰かの気配が確かにあり、ルポ氏はそれに近づこうとぜんまい仕掛けの熊のコックと橋をつくっていること。内容はすこし淋しいものなのだけれど、そのたった一度図書館で読んだだけの絵本のことを、自分は今まで何年も、ことあるごとに思い出し、また手に取って読みたいと思っていた。だから届いた絵本をひらくとき、うれしかった。

この絵本と出会ってから、自分はムニエルがすきになったし、自分の絵にもセルリアンブルーを多く使うようになったのかもしれない。








2012年6月22日

ずっと撮りたかった人の写真を撮ることができて、これでもう大丈夫、と安心しているそばから、本当に写っているか不安になる、という夢を見た。そのカメラは、最後まで撮り終わってフィルムを巻くときに切れてしまうことがよくあるからで、それを心配している、という。夢の中で持っていたカメラは、実際に自分が持っている一眼レフだった。押し入れのケースの奥に仕舞ってある。また引っ張りだして、写真を撮ってみようか。



2012年6月20日

アロエは元気だ。花屋の店の人が今の時期はベランダに置くといいですよ、と言っていたので、昼間、部屋に居ない間はベランダに出して、夜戻ってきたら部屋に入れるようにしている。きのうは台風が来ることになっていたので、外には出さず、ずっと部屋の中に置いておいた。あまり水をやりすぎると弱ってしまうらしいので、買ってから水をあげていなかったのだけれど、きのう部屋に戻ってきたとき、なんだかアロエの色が薄くなっているように思えて、今朝は、水をあげてからベランダに出した。そしてさっきベランダから部屋に戻したアロエは、見違えるほど緑が濃くなって、元気になったようにみえる。水あげなくてごめんよ。植物も元気がいちばんだよ。



2012年6月19日

音楽が自分で作れたらどんなに楽しいかって思うこと、3日に1回くらいある。



2012年6月13日

花屋でアロエを買った。あと、ガーベラがあったので、一本だけ買って、部屋に花瓶がないから、飲み終わったサイダーの小さな空き瓶に生けた。ガーベラは水がすこしの方が長持ちすると店の人が言っていた。ガーベラはすきだよ。本当はいつでも部屋に飾っていたい。また今日もグリーンカレーにしようと思って、ココナッツミルクとかナンプラーとか買って帰ってきたのに、鶏肉を買い忘れたことに気づいて、また部屋を出た。外の空気は冷たく、Yシャツ一枚では寒いな、などと思いながら歩いた。夏をすきになろうとしたけれど、やっぱりあまりすきではない。ずっと冬のようでいい。「寒い寒い」と言いながら、はやく歩きたい。グリーンカレーはこの前よりもうまく出来た。


毎日何かしら、何年も前のことを思い出している。自分の地元は田舎だからけっこう星がよく見えるのだけれど、10年くらい前、幼なじみと夜空を見上げていたことがあった(なんでそんなことしたのかは憶えていない)。綺麗だとか何とか言いながら見ていたら、星と星の間をゆっくり流れる光が見えて、明らかに流れ星ではないし飛行機でもなかった。それで幼なじみが「あれは衛星だ。」とか何とか言って、自分は「そうだね」と返した。いま思えば衛星が あんな風に見えるものなのか疑わしいものだけれど、どうしてか今日はそれを思い出した。


忘れては思い出し、思い出してはまた忘れる。そんな世界に居る。



2012年6月12日

雨が降った。
雨が降りましたね。
手前にも奥にも、等しく雨が降りました。



2012年6月8日

恵比寿/waitingroom「Night Songs」。

5人の作家によるドローイングのグループ展。おのおの、制作する上でのドローイングの立ち位置というか、意味合いみたいなものがそれぞれ違っているようでおもしろかった。日記のような存在であるというひととか、作品をつくる前の段階のしるしであるというひととか、ドローイング自体が作品であるひととか。何を持ってドローイングと作品を分けるのかというと、これはかなり微妙な問題であると思うのだけれど、たぶんつくった本人が決めることなのだろうと思う。それで、森田さんのドローイングは相変わらずよくて、欲しい絵がいくつもあった(でももう売れてしまっていた)。森田さんの絵は、夢の世界のようで、現実のルールなどが存在していない(と自分は思っている)。少女がふわりと浮かんでいたり、頭に鳥がくっついていたりする。絵の中に登場している生き物とか植物とかは動きがあって、紙に描かれた世界には時間が流れていそうだ。それと、草がさらさらいう音とか風の音などが聞こえてきそうな気がする。メロディーではなく、音が。

部屋に帰ってきて、この前生まれて初めて食べたグリーンカレーが美味しかったので、自分でつくってみた。すこし辛すぎたけれど、美味しくできた。久しぶりに日記らしい日記。



2012年6月6日

学生の頃から同じ種類のクロッキー帳を使っていて、ドローイング描いたり、メモ書いたり、たまに、文字が並んでいたりする。白い紙に黒いボールペンで線を引くときの緊張感がすきで、一時期絵より文字ばかり書いていた。散文もあって、どうしようもないものばかりだけれど今度はてなフォトライフに載せてみようかな。



2012年6月5日

まさか会えるとは思わなかった。







2012年6月4日






2012年6月2日

夢の話を聞いて、「あ、いま誤解されたかな。」と思ったけれど、言い直せず、そのままにしてしまった。