2010年9月16日

免許を取ったのは5年前の3月で、新潟では毎日雪が降っていて、すこし積もるんだけれど毎日昼間のうちに溶けていった。合宿だったから、2週間寮生活になるはずだったのが、その時期は希望者が多くて自分は新潟駅前のホテルに滞在する方に割り振られた。でもその方が気楽でいいし、何より毎日部屋を掃除してもらえるのがありがたかった。ベッドのシーツは毎晩ばりばりの固いやつにしてもらえるし。行ってみて分かったのは、ふつう合宿で免許とるときは友達同士で来るらしい。自分はひとりで行ったので、目的は免許とることだけ。別に観光とか友達増やすとかまったく頭に無かった。毎日教習が終わってからホテルの部屋に戻って、その日の復習ばかりやっていた。試験とか合格したり(落ちる人あまりいないだろうけど)、なんとなく今日はよくできたと思った日は、近くのコンビニに普段買わない高いアイスを買いに行って食べてた。毎朝朝食をホテルのレストランでとるときは窓際の席に座り、朝7時くらいで、窓の外は大きな道路をはさんでビルが並んでいて、通勤する会社員の人たちが歩いていた。毎朝それを眺めて、あの女の人昨日もこの時間に歩いていた、などと思っていた。新幹線で新潟に向かうときも、帰ってくるときも、毎日教習所に向かうときも教習の合間もYUKIの「JOY」というアルバムを聴いていた。だから、今でもあのアルバム聴くと教習所を思い出す。そしていつのまにか冬にしか聴きたくなくなってしまった。新潟も千葉と同じで曇り空のイメージしかない。また行きたいな。