2010年12月13日

今日はスティーブ・ブシェミの誕生日だ。自分のパソコン用のメールアドレスはブシェミの名前にしてある。何年か前、英会話の体験レッスンに行ったとき、それを見た英会話の先生とその話で盛り上がった。その人も一番好きな俳優はブシェミで、日本に来てから彼を知っている日本人に初めて会った、と。たくさん映画出ているし、一度見たら忘れられない顔だから、知っている人は多いのだろうけれど名前までは憶えていないのかもしれない。




最近見た展示
清澄白河/SAKuRA GALLERY「大谷楽展」、代官山/代官山ヒルサイドフォーラム「シェル美術大賞展2010」、原宿/ソーン・ツリーギャラリー「はやしはなこ個展 ヨアケノアケ-小高い山に捧ぐ-」、広尾/1223現代絵画「小笠原美環 ひかりかげ」展。


大谷君の展示を見るのは2回目で、それも今年に入ってからのものだったから、結構早いスパンの展示だったのだけれど、前回のときとガラリと絵の内容が変わっていてすこし驚いた。それも、いい方に進んでいるように見えて。自分は、絵(特に自分と同じオイルペインティング)を見たときに、落ち着いて絵を描いているのが伝わってくる絵が、どうしてもすきだ。これはどうしてだか分からない。もちろん例外もあるのだけれど。大谷君の絵はそれの典型で、じっと、そこから離れ難かった。
はなちゃんの展示は楽しみにしていた。何枚も欲しいものがあって迷ったけれど、最後は直感で選んで「家とヘビさん」の絵をもらった。自分には年の近い人ですきな絵描きが2人居て、そのひとりがはなちゃんだ。はなちゃんの絵、部屋に飾ることができて、とてもうれしい。今回のDMがすこぶる格好いいから、2枚もらって帰ってきた。
1223現代絵画には今回初めて行った。天井が高く、コンクリートが流されたままの床が気持ちよく、何よりも壁の白が(まだ新しいというのもあるけれど)潔癖なまでに白いままで冷たい感じに自分は好感を持った。というか、それよりも、小笠原さんの絵がすごくて、ショックを受けた。ああ、絵ってやっぱりいいな、と思う、それと、手で描くことの強さ、を目の当たりにする絵だった。特にソファと床が描かれた絵の前に自分はずいぶんと長いこと居た。笑われるかもしれないけれど、光って描けることを改めて気づいた。