2009年10月19日

日記1
京橋/ギャラリー坂巻「菅野静香 mystic」展、銀座/GALLERY TERASHITA「五十嵐彰雄」展。


日記2
絵は自分が描く。


日記3
誰も見たことないような、誰も体験したことないような感覚にさせる作品が一番だという考え方には、自分は違和感を憶える。
そう言うと、「美術はお化け屋敷じゃないからな。」と、Hさんは言った。


日記4
流行りもあるのか、アウトサイダーアートに対して好意的な印象を持つひとが多い。ただ、アウトサイダーアート「だから」すべて良いとすることがある気がする。自分は、それは違うと思う。よくないものはよくない。それとは反対に、こういう風潮があるからか、一歩引いた目で見る人もいるようだ。それはそれで、実につまらない。いいものはいいし、よくないものはよくない。「『出自』が『何所』だから」という理由で、どちらに対してでも感情を持つのは、くだらない。