2008年2月3日

雪が降るときも音はするのですね。夜、なんだか眠れないまま本を読んでいたら外の様子がいつもと違う気がして、窓の外を見てみたら雪が降っていました。なんだかうれしくなって、ベランダに出て、積もったばかりの雪を食べました。へんな味。朝、さっそく雪だるまを作ってみた。この、なんとも気持ちわるい表情。適当な「目」が見つからなくて(というか寒くて探さなかった)、冷蔵庫につけていた磁石。





それと、夜中に読んでいた本は、昨日の日記にも書いた「人のセックスを笑うな」の原作(結構前から部屋においてあったのに、読んでいなかった)。序盤は原作の方が好きだった。以前、映画評論家(?)のおすぎが言っていたのだけれど、原作は映画を観てから読んだ方がいい、みたいなことを。本は、文章を読むことによって、自分のなかに映像のようなものが出てきて、それが真実となってしまうというか。だから、そのあとに他人によって作り出された映像を目の当たりにしたときに、少なからずショックを受けるという。でも先に映画の方を観てしまっては、自分の想像力の幅がある程度制限されてしまうとも言えるし。いい悪い両方あるだろう。今回は、原作を先に読んでいたら、映画の、原作との多くの相違点にショックだったかも知れない。しかし、どちらにせよいいものはいいわけで、ただ、順番が変わるだけで印象がまったく異なってしまうという、人生のような話ですね!


最近、携帯電話の調子がとても悪くて、メールを送信しようとすると電源が落ちる!まだ買ってから1年半も経っていないのだけれど、どうしたものかなあ。バッテリーを換えたほうがいいのかな。でもまあいいか。


最近観た映画(DVD)。「ファーゴ」、「青い春」、「萌の朱雀」。
「萌の朱雀」は(これDVDになっていたんですね。以前調べたときはビデオしかなかったのだけれど)何度観ても素晴らしい。何がいいって、映像も設定も物語もすべて。なんというか生を感じます。こういう作品は珍しいと思います。自分が他に知らないだけかもしれませんが。映画は言ってしまえば虚構ですが、歓びをあたえてくれる大切なものです。