2008年5月17日

絵を描くときに、だいたい音楽を聴いています。自分は音楽に詳しくないので、好きな音楽を繰り返し聴きます。洋楽はほとんど分かりません。かと言って、邦楽もよく知りません。ずっと好きなのは、くるりとキンモクセイです。たまに及川光博を聴いたり、矢野顕子を聴いたりします。でも最近繰り返し聴いているのは、Base Ball Bearというバンドの音楽です。以前から気になっていたのですけれど、ちゃんとCDを聴いたことがありませんでした。先日、TSUTAYAで半額レンタルをやっていたので、思い切って借りてみました。これが聴いてみたら自分の好きな音楽で。次の日、違うアルバムを借りにまたTSUTAYAに行きました。自分は、歌を聴くときに、その声がたいへん気になります(音だけの曲も好きなものがありますが)。いい声を聞くと、しあわせな気分になります。これは本当です。それで、このBase Ball Bearのボーカルの小出さんの声がとても好きになりました。特に、低音がしっかりしているのがよいです。あと、一瞬声を張り上げるときの、その突き抜ける感じがよいです。あと、このバンドの方は、皆さん自分と同年代なのです(ベースの関根さんは自分のひとつ年下、あとのメンバーの方は同い年)。こういう、自分と年の変わらない人たちが頑張っている姿を見るのは、やはり励みになったりします。それは最近思うことのひとつです。それで、こういういい音楽を聴くと、楽器っていいなあと思います。自分が演奏できる楽器は、この世に2つで、リコーダーとピアノです。しかしいかんせん、今住んでいる部屋にはどちらもありませんが。あとはギターの音色っていいですね。エレキギターというものは、ジャーン!と弾いたらどんなに気持ちのよいものでしょうか!いいなあ。バンドに憧れます。複数人で同じことを続けていくということは、自分には想像できないほど、大変なことのように思えます。でもそれ故の強さもあるのではないかとも思います。4人集まったなら、1匹のモンスターのようになって、街を練り歩くというようなイメージです。自分は少しそういうものに憧れを持っているかもしれません。


なんて、グループ展前に、自分の制作にまつわる(と言っても後半はほとんど話がズレましたけれど)こういうことを書いてみたくなったので、書きました。