2009年11月28日

日記1

美術館の(他人の)展覧会を見たとき違和感をおぼえるもの。「無題」や「Untitled」という作品(というか、その姿勢)。言葉にならない(できない)から絵を描くというのは、確かにあるかもしれず、けれど、そう言い放ったままというのはどうなんだろう。言葉にする、ということには、諦めきれないものがある。作品をつくったのなら、それにはやはり名前をつけたい。



日記2

失敗するときは、いつ訪れるだろうか。



日記3

アルバイト先以外で人と話していない。自分の顔はぎこちなく固まっているようで、声も届いていない感覚になる。



日記4

TSUTAYAのワゴンセールで「家の鍵」を見つけて、買った。映画の最後、パオロが泣いている父親のところへ近づいていくシーンが忘れられなかったから。



日記5

友人に「家族の映画ばかり見ているね」と言われたことがある。そう言われるまで自分では気がつかなかった。思い返すと、好きな映画も、家にあるDVDも、ほとんどが家族ものの映画だった。