2010年1月26日

展覧会8日目。
人があまり来ないので、ボイスの本を読んでいる。自分は同じことをしないのだけれど、ボイスという作家から受けた衝撃が、あれから消えずに残っている。ぼんやり考えては、自分の絵を見て、何をしているのか、と思う。


帰り際、大学の知り合いが立て続けに来てくれた。そのうちの何人かと帰りに表参道で夕飯を食べた。お腹がいっぱいになって、満腹になれるということは幸せなことだ、とまた思った。3時間くらいその店に居たのだけれど、途中、おそらくキッチンで働いていた店員がフロアに出てきて、顔を見たら、朝の電車でよく見掛ける人だった。こんなこともあるのだなあと、それを皆に話すと、「話し掛けろよ。」と言われたけれど、そんなことはできない…。また帰りが遅くなったけれど、ひととご飯を食べるのはなかなか楽しいし、おいしい。「コミュニケーションは『食』から」という岸田さんの言葉は、正しい。