2009年5月27日

こんなに部屋に帰りたくなかったのはいつぶりだろうか。でも帰って来てしまった。あっけなく。途中で行き先を変更し、あるいはまったく考えもせずにどこかへ行ってしまうほど、気はふれていないということだ。明日も仕事があるから自分が居なくては誰かに迷惑がかかるとか、あてもなく行き着いた先のことを考える余裕すらあって、結局のところ、どこかで理性を保っているということだ。自分にできたのは、電車を2本ほど見送ることと、いつもよりゆっくりと歩くことぐらいだった。しかし何も変わらない。希望は消えた。うまくいくといいと願っていたことは打ち砕かれた。別世界だ。数時間前、まだ夢をみていた。それがどうだ、跡形もなくなった。