2017年9月1日





春先ぐらいから、お弁当を作るようになりました。
いつも飽きるのに、今回は続いています。

その頃、うじうじじめじめと、ぐちゃぐちゃ考え事していて、気持ちが落ち込んでいる日々でした。
このままではよくないなあ、どうしたらいいのだろうと、ぐちぐちしていました。

身体も精神も、投げやりというか痛めつけているような日々だったので、せめて自分で自分のことをもっと大事にしよう。と思いました。
それである晩、なんとなく思い立って夕飯を作りました。

考えて気持ちが沈んでいくのなら、考えないようにしないと。と思い、没頭できるものは無いかと探したところ、それが「料理」だったのです。

料理をしている間は余計なことを何も考えないというか、
手順や片付けにいい意味で気を取られて、他のことを考える間が無いんだ、と気がつきました。
これがとてもよかった。

それからお弁当も作るようになったのです。
すると、「明日のお弁当のおかずは何にしよう。」とか、「今晩のご飯は何を食べたいか。何を作ろうか。」という風に、実際の料理に付随した時間も出てきて、ますます余計なことを考えないですむようになりました。

そこくらいかな、こころがすこし楽になったのは。

よく、自炊は出来合いのおかずを買って済ましてしまうのと同じくらいお金がかかると聞きます。
でも、同じお金がかかるのなら、妙な合成物や調味料が多く入ったものより、自分で料理して食べた方が、健全な気がします。

大したものは作らない(作れない)けれど。。
栄養とか健康面を思って始めたわけではないので、だから気張らず続けてられるのかも知れません。