秋葉シスイ|目が覚めたらあした
2009年5月20日
手紙を書いたら、返事が来た。絵の具や鉛筆が一緒に入っていた。誰かからの返事を待ち遠しく感じるのは、それを待っているからだろう(妙な言いかた)。毎日ポストを覗いては、来るかどうか分からない便りのことを気にしていた。
色々なことを思い出して、でもだんだん朧げになってしまう。まるで写真のように切り取られた場面だけが、薄ら残るだけである。すべてを記憶することは難しく、しかしそうである必要はないと分かっていながら、それを望む。
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