2010年10月12日

何か話がしたい。これも欲望だ。欲望がないと生きていけないことはないけれど、それがあると世界に色が差す。


部屋を仕切るカーテンを作った。天井に穴空けて吊るした。部屋の向こう半分の光が、布を透けてこちらに届いている。向こうに誰か居たら、動くのが透けて見えるのだろうな。こちら(部屋のこちら側)は電気を点けていないから、向こうからは見えないだろう。そういえば、自分は昔から(中学生くらいから)覗くことに興味というか、はやく言えばすきかもしれない。近所の美容院の上の部屋とか、向かいの団地の部屋の中とか、もちろん近づいてではないけれど、見ていた。たとえば窓の明かりだけとか中が見えないのもすきだし、窓際に置いてあるものだけしか見えなくて結局中が見えないのもすきだ。ただどれでもいいわけではなくて、なんとなく、すきとそうでないがある。・・・どうでもいい話か。